あなたのみらいがふくらむまち
●阿見町地域活性化ビジョン
必要とされるものが地域にないのなら、それを必要とする自分たちが創っていきましょう。何かが変わり、生まれるのを待つのではなく、自分たちが変え、生み出していきましょう。
同じような条件のまちが、あるまちは活性化して生き生きとしているのに、あるまちは対立や混乱ばかり目立ち、改革を進めることができないという差はどこから生まれるのでしょうか?
私の経験からはっきりと言えることは改革を進めているまちは、
●まちのみんながこころを合わせて前に向かって進んでいること、●政治的なリーダーが対立を乗り越える知恵を発揮していること、●役場の職員任せにしないで住民がみずから力を尽くしていること、●議会や行政職員が改革に協力していること、●人材と資本を外部から常に導入していること、などです。
阿見町はゆたかな資源があります。しかし、その資源を生かしきれていないのが現状です。議会と行政を徹底的に改革する必要があります。その上で、以下のような政策が実施されるよう建設的な提言をします。
●環境や福祉、まちづくり等の住民の自主活動が活発になるよう、行政との役割分担をすすめ、住民協働のまちづくりをいっそう進める新しい住民自治組織の仕組みを提言します
●阿見町には、工業団地・アウトレット周辺の吉原地区開発・大学・研究施設など、今後、阿見町が飛躍するための多くの資源があります。圏央道が成田へつくばへと延伸しますが、残念ながら道路体系の整備が遅れています。都市計画道路をしっかりと整備していくことは、町内の各地区を結び、施設を結ぶための必要不可欠な社会資本です。その予算化を県や国に働きかけることは議会の大きな役目です。
●議会は屁理屈を付けて反対していますが、行政評価の外部評価として事業仕分けを実施するよう提言します
●地球温暖化や原発震災を受けて、環境マネジメントシステムを導入するよう提言します
●茨城大学農学部や企業、研究施設と連携して、地域資源由来のバイオマスエネルギーの企業化へバイオマスタウン指定を受けるよう提言します
●地域立地企業との情報交換をつねに行い、雇用採用情報の町広報紙への掲載、さらには地域特産物開発に連携して当たるよう提言します。商工会の地元業者支援機能を高めるよう提言します
●重度障害者の家族からの要望の強い入所施設やディケアー施設の整備を、国・県、福祉事業者に働きかけて実現するよう提言します
●茨城県立医療大学や東京医大、福祉医療施設と連携し、介護・認知症早期対応の「阿見モデル」実現に向けて具体的戦略をつくるよう提言します
●地方自治は地域間競争とアイディア勝負の時代に入っています。首都圏や日本全国、世界にも視野を広げた地域戦略が不可欠であると思います。地域資源を発掘・発展させ、町内外の有識者を集めた政策提言を行う会議を早急に創設するよう提言します
●現在の補助金等適正化委員会を全面的に改組して、住民の代表や有識者を加えて、補助金の適正化をするために補助金の全面的見直しを行うよう提言します
●現状の阿見町における入札は、行政側に見積もりに対するチェック能力が不十分なままに行われています。職員の能力を高め、特注的な発注を改め、特定業者との依存的関係を一掃するよう提言します
●道の駅整備や農産特産物開発、耕作放棄地や遊休農地の担い手育成等、地域における農業再生の中心的組織として農業振興公社を、農業委員会及びJA、中核農家等と協議し設立できるよう提言します
●URの手がけた本郷二地区の整備は、都市計画道路の先行整備を行い、阿見町における有力な市街化区域として整備を行うよう提言します。上下水道等のインフラについても地区整備方針と連動した整備を行うよう提言します。また、ひたち野うしく駅と隣接する地域は、一体開発ができるよう都市計画の見直しを行うよう提言します